個人の利用から約90名の公募導入へ。DNP事業部長が実感した「聞こえる・とっさに話せる」変化

  • #シャドテン

中西 稔 様(大日本印刷株式会社 ファインデバイス事業部 事業部長)

導入前の課題・背景

  • 海外の顧客や協業先との英語でのコミュニケーションが日常となっているファインデバイス事業部において、欧米話者の速い英語の聞き取りや、即座の受け応えに、多くのメンバーが課題を抱えていた。
  • 事業部長の中西様ご自身、オンライン英会話、各種アプリ、書籍など数多くの英語学習に挑戦するも、成長を実感できず継続に至らなかった経験を持っていた。

導入および継続理由

  • 中西様ご自身が2025年8月に個人でシャドテン(※)を利用開始。人による毎日の添削とLINEでのやり取りに価値を感じた。
  • 受講から3カ月経過したタイミングでの海外出張で「英語が聞こえる」「とっさに英語の表現が出てくる」という変化を自ら実感し、事業部への導入を決断。
  • 「1日30分・やることがシンプル」で、多忙な管理職でも取り組めるというハードルの低さから、公募で約90名が手を挙げ、1年間のプログラムを実施。
  • ※プログリットが提供するリスニング力向上に特化した英語学習アプリ。英語の音声を数語遅れて復唱する「シャドーイング」を実施し、提出音声には毎日フィードバックが届く。

導入による成果(コーチング)

  • 「ネイティブスピーカーの英語」や「英語の歌詞」が聞き取れるようになるなど、受講者が確かな成長を実感しており、多数の好意的な声があがった。
  • 社内で「今シャドテンやってます」という会話が日常的に聞こえるなど、事業部全体に英語学習の習慣が浸透。
  • 中西様ご自身のシャドーイング学習でWPM(※Words Per Minuteの略で、1分間あたりに処理できる単語数のこと)が120前後の教材から始まって、現在ではWPM170にまで向上。

大日本印刷株式会社(DNP)は、ICカード、包装、産業部材、モビリティ関連、エレクトロニクス関連などの幅広い事業を展開する総合印刷企業です。

その中でファインデバイス事業部は、印刷の版を作る微細加工技術を突き詰めたナノレベルの超微細加工をコア技術に、半導体用フォトマスクや、スマートフォン・ハードディスク向けの精密部材、次世代半導体パッケージ基板、半導体設計サービスなどを開発・提供しています。

海外の顧客や協業先との英語でのコミュニケーションが日常となっている同事業部では、2026年、リスニング力向上に特化したサブスクリプション型英語学習サービス「シャドテン」(※)を公募制で導入。説明セミナーには約100名が参加し、最終的に約90名が受講を申し込みました。

このプロジェクトの起点となったのは、事業部長・中西様ご自身の個人利用です。数々の英語学習に挫折してきた中西様が、なぜシャドテンだけは長く続けられているのか。そして、個人の「効果実感」はどのように約90名の組織的な学習ムーブメントへと広がったのか。詳しくお話を伺いました。

※プログリットが提供するリスニング力向上に特化した英語学習アプリ。英語の音声を数語遅れて復唱する「シャドーイング」を実施し、提出音声には毎日フィードバックが届く。

「成長が実感できなかった」——何度も挫折した事業部長が、シャドテンを始めるまで

中西様は、DNPにおいて半導体関連や精密部材などエレクトロニクス分野の事業を担うファインデバイス事業部の事業部長でいらっしゃいますよね。海外の顧客や協業先とのやり取りも多いと伺っていますが、現在の業務における英語の必要性について改めて教えてください。

中西様: 私が英語を使う主な機会は、海外の顧客や協業先との会議・会食、そして海外企業とのジョイントベンチャー(JV)の取締役会ですね。私に限らず、多くの企業の役員は海外でこうしたシチュエーションで英語を使っているのではないかと思います。

 

例えば、協業先とのトップ同士の会談で、同社代表として意見を交わしたり、JVの取締役会での議案について意思表示をしたり。こういった場での会話では、リスニングもスピーキングも両方必要になりますよね。

 

アジア系の方の英語は比較的聞き取りやすいのですが、やはり欧米の方が早口で話されると聞き取れないことがあり、まずはリスニング力を高めたいと思っていました。あとは、重要な場面でパッと即座に気の利いた受け応えができるようになりたい、という思いもありましたね。

なるほど。これまでにも英語学習に取り組まれた経験はあったのでしょうか。

中西様: たくさんやりました。オンライン英会話のマンツーマンレッスン、グループレッスン、有名なアプリもいろいろと。CD付きの書籍でシャドーイング(※)にトライしたこともあります。

 

続かなかったのは自分の根気の問題もあると思いますが、一番大きかったのは、成長が実感できなかったことだと思います。

※シャドーイング:聞こえてくる英語音声のすぐ後を影・シャドーのように追いかけるようにして復唱する、英語学習方法。

シャドテンに出会ったきっかけは何でしたか?

中西様: ある時、電車に乗っていたら、乗っていた車両がほとんどプログリットさんの広告だったことがありまして(笑)。そこでシャドテンの広告を見て、ちょっとやってみようかな、と思ったのがきっかけです。

 

実際に使ってみると、添削を人がやっている。LINEで質問すると人が答えてくれる。これだけ人手がかかっているなら、むしろこの料金は納得だなと。何より、人による対応の質の高さを感じたのが、続けてみようと思った理由です。

「人による添削」だから面白い。ゲーム感覚で続く毎朝のルーティン

人によるサポートには、具体的にどのような良さを感じていますか。

中西様: 人がやってくれているのに、すぐに添削や返事が返ってくる。まずそこが素晴らしいなと。それに、人ならではの”揺らぎ”があるのがまた面白いんです。LINEでの質問に対する回答も、AIのような杓子定規なものではなく、生身の人間とやり取りしているんだということがすごく感じられました。

 

私は、続けるために勝手にゲーム的な要素を自分で盛り込んでいて。一つの課題につき、大体4日程度かけてクリアしていくのですが、なるべく少ない回数で合格する、できれば一発で課題をクリアする、ことにトライしています。続けていると、ここがポイントだなと大体分かってくるので、音声を一番遅いスピードにして、何回も聞き込んで対策するんです。それでも「〜ing」の「g」の音の消失(※)を捉えきれていなかったりして、添削を見て、そう来たか!と(笑)。添削者との掛け引きが面白くて、続けられるポイントの一つになっています。

 

あとは、たまに私の方が合っている場合もあって、LINEで質問すると、そういう時はきちんと訂正してくれる。その潔さもいいですね(笑)。それもやはり、人がやっているからこそだと思います。

※音の消失:ネイティブスピーカー特有の音の変化の一つ。自然なスピードで話す際に、特定の音が省略されて発音されない現象のこと。(例:Good morning の「d」「g」が消えて、「グッモーニン」と発話されるなど)

アプリの機能面ではいかがでしょうか。

中西様: ゴチャゴチャしていないのがいいですね。世の中のアプリには、いろんなことができるけれど何をやったらいいか分からない、というものが多い中で、シャドテンはやることがシャドーイングとプチテストくらいしかない。そのシンプルさが逆にいい。目移りせず、最低限の進捗や連続日数だけカウントしてくれるので、本当に最低限でいいなと思います。

学習は毎日どのように継続されているのですか。

中西様: 毎朝6時半から6時50分くらいにオフィスに着くのですが、その時間は誰もいないので、個人用ブースにこもって英語をやっています。シャドテンの練習と提出をして、その後、スピフル(※)を10問ほど。これを毎日のルーティンにしています。誰もいない時間帯なので逆にやりやすくて、この時間に絶対やる、が習慣として定着しました。

 

むしろ休日の方が、いつでもできる分やらなくなる。会社の朝のあの時間だからこそ続けられていると思います。

※スピフル:プログリットが提供する、スピーキング力向上に特化した英語学習アプリ。

忙しい中でも途切れず続いている理由は何だと思われますか。

中西様: シャドテンをやり始めた頃、「今の課題は少し負荷が低いので、こちらをやった方がいいですよ」、とLINEで急に連絡が来たことがあったんです。その時に、私の学習経過を誰かが見てくれているんだ、と思って。誰かに見られている意識が働くと、この人やってないな、と思われるのも癪ですから(笑)、それで続いているんだと思います。

 

海外出張で時差の大きい国に行く時は、行き帰りの飛行機で学習が途切れないよう、事前に両国の時間とスケジュールを突き合わせて、このホテルのこの時間帯にやる、と計画を立てています。連続記録を絶やさないためですね。

教材についてはいかがですか。

中西様: 教材もいいですよね。私はインタビュー形式の教材が自然で好きなのですが、著名人のいろんな話が聞けて、次はどんな話だろう、と楽しみになります。

 

私は作家のダン・ブラウンの大ファンなのですが、ちょうど最新刊を読んでいる時に、彼のインタビューが課題になったことがあって。なんとも言えない立体的な体験で、すごく面白かったですね。教材そのものの面白さも、続けられる大きな要素だと思います。

シャドテンを始めて3ヶ月、海外出張で訪れた変化

学習を続ける中で、ご自身の変化を実感された瞬間はありましたか。

中西様: 2025年の8月にシャドテンを始めて、11月に海外出張があったんです。協業先のエグゼクティブとの会議が半年に1回あるのですが、相手がフランスの方で早口だったりして、以前は聞き取れないことも多くて。それが、あれ、今までより聞こえているな、と。聞き取れないと同僚に、「今なんて言ったの?」と聞くのですが、その回数が明らかに減っていたんです。

 

もう一つは、空港や移動中に周囲の人とコミュニケーションを取らなければならない場面で、考えないで言葉が出てきたこと。頭の中でまず英作文をしてから話すのではなく、とっさに言葉が出てきたんです。これは今までの自分にはなくて、効果があるかもしれない、と思いました。

シャドーイングというリスニング力向上のための学習で、スピーキングにも変化があったのは興味深いですね。

中西様: 毎日声に出していると口が慣れてきて、話したことのある言葉の中からとっさにチョイスできるようになるのかなと、自分では解釈しています。

 

シャドテンは、1つの課題を4日間かけて取り組みますが、1日目は、こんなの言えるか、というくらい口が回らないんです。聞くだけなら何を言っているかは大体分かるけれど、真似るのはすごく難しいんです。それが4日目には言えるようになっている。その様な、口が慣れていく変化を日々感じています。口で言えるようになることの大事さをあらためて実感しました。

始めて10ヶ月近く経った今は、いかがですか。

中西様: テレビのニュースで海外要人の英語がフッと自然に耳に入ってきたり、英語音声のドラマや映画が以前より聞き取れていたり。日常の中でも変化を感じています。

 

WPM(※1)も120前後の教材から始めて、今はWPM170くらいです(※2)。ただ、170は本当に口が回らない(笑)。グローバルの会議に出ると180〜200くらいのスピードで話す人がたくさんいるので、まだ道半ばですが、WPM200に到達した時に自分がどうなっているのか、それが今の楽しみです。

 

(※1)WPM:Words Per Minuteの略で、1分間に処理できる(聞く・読む・書く)英単語の数を表す指標。TOEIC音声の平均WPMは、およそ150程度と言われている。

(※2)2026年7月現在はWPM180

個人の「効果実感」から、約90名の公募導入へ

個人でのご利用から、事業部への導入に至った経緯を教えてください。

中西様: 出張で自分の成長を実感できて、これは有効だな、と思ったんです。私と同じように、当事業部はみんな英語が必要な場面が多い。自分のためにやっていたものが、仕事の場面で効果を感じられた瞬間に、これはみんなにとってもいいかも、とふと思ったんです。それがきっかけです。

指名制ではなく、公募という形を取られたのはなぜでしょうか。

中西様: 当事業部の研修方針によるものです。指名するのは、この人にこうなってほしい、という明確な目的がある場合。それ以外の自己啓発的な研修は、機会だけを提供して、やる・やらないは本人の判断に任せる、という方針です。

 

外国語を使う機会はみんな多く、個々人がいろんな課題を感じていたはずなので、たくさんの人が手を挙げるだろうとは思っていました。

実際に、説明セミナーには約100名が参加し、約90名が申し込まれました。この反響の要因は何だと思われますか。

中西様: 特別なことは何もしていなくて、総務から通達をしてもらっただけなんです。私からの紹介だということはどこかで伝わっていたので、もしかしたら面白いのかも、と思ってもらえたのかもしれません。

 

あとはやはり、ハードルの低さだと思います。1日30分が目安ですが、別に数分でもいいんだから、と私も言っていましたし、トレーニングの内容もシンプル。忙しいメンバーでも、これならできそうだ、と思える設計が、この申込率につながったのではないでしょうか。

導入後、社内の反応はいかがですか。

中西様: いろんなところで呼び止められて、「ありがとうございます、英語が大分聞き取れるようになりました」、「英語の歌詞が聞こえるようになりました」、といったフィードバックをもらいます。面白かったのは、シャドーイングは脳に汗をかくので、脳が活性化していろんなアイデアを思いつくようになった、という声もあって(笑)。ポジティブな声をたくさんもらっています。

 

仕事のための研修ですから、業務時間中にいつやってもいい。事業部の中に、英語に触れることが当たり前の空気が生まれつつあると感じます。

AI時代に、なぜ英語を学ぶのか

AI翻訳が発展する中で「英語学習は不要になる」という見方もあります。なぜ今、英語学習に取り組まれているのでしょうか。

中西様: 確かにそういう側面もあると思いますが、一概にはそうとも言えないと思っています。コミュニケーションの目的は、単に情報を伝えること、お互いに理解し合うこと、話し合ってアイデアを出すこと……といろいろあります。単なる情報伝達なら、AIの方が正確でいいかもしれない。

 

ただ、お互いに理解し合おうとする時には、相手の口からダイレクトに言葉が出てくることが、とても大事な要素になる。ビジネスの場でも、信頼を深めて距離を近づけたい場面では、やはり同じ言語で話せた方がいい。そういう目的においては、英語学習は今でもとても有効だと思っています。

最後に、今後もっと多くのビジネスパーソンが世界中で活躍できるよう英語学習をしてもらえるように、中西様からメッセージをお願いします。

中西様: そんな大それたものはないのですが(笑)、シャドーイングという学習法が有効であることは、いろんなところで言われています。シャドテンは、そのシャドーイングを無理なく、継続して進めることができるサービスだと思いますので、まずは、やってみたらいかがでしょうか。

手の上にハートマークのアイコン

ご導入いただいたサービス

シャドテン

ビジネス英語のプロが受講者のシャドーイングを毎日丁寧に添削するリスニング力向上に特化したサービスです。

カンタン30秒で完了!

どんな悩みもご相談ください

会社名必須

会社名を入力してください

お名前必須

姓を入力してください

名を入力してください

電話番号必須

電話番号を入力してください

電話番号の形式が間違っています

勤務先メールアドレス必須

メールアドレスを入力してください。

メールアドレスの形式が間違っています。

部署必須

部署を入力してください

役職必須

役職を入力してください

ご相談・お問い合わせ種類必須

1つ選択してください

ご意見・ご要望任意

下記ボタンを押下された場合、
個人情報の取り扱いにご同意いただいたとみなします。

英語学習のプロへお問い合わせください

Eメールアイコン

無料相談

組織や社員様の英語力を測定し、企業課題に合ったオーダーメイドプランをご提案します。
ご興味をお持ちいただけた方は、お気軽にご相談ください。

無料相談する
ダウンロードアイコン

資料ダウンロード

プログリットのサービスについてもう少し詳しく知りたい方や、社内で深くご検討したい方は、こちらから「プログリットのことが3分でわかるサービス資料」をダウンロードいただけます

今すぐ資料をダウンロードする